基本、自由運動——マイドッグランで叶えた、犬たちの幸せ

犬と暮らして26年。私には、ずっと叶えたい夢がありました。

「マイドッグランを作って、犬たちに自由な時間をあげたい」

その夢を叶えるために、私は移住を決め、たった2年で家を買い替えるという暴挙に出ました。


目次

太平洋沿いの町への移住

2013年の9月、私は札幌市近郊から太平洋沿岸の町へ引っ越しました。

以前から引っ越し願望があって、どの地域に引っ越そうかと何年も妄想していたのです。

第一希望は、大好きなニセコ。

でも、移住するにはハードルが高すぎて、何といっても仕事がない(涙)。断念しました。

ならば、ということで条件を挙げて検討しました。

  • 自然が豊かで、犬が遊べるところがたくさんあるところ
  • 気候が安定しているところ

要するに、田舎暮らしがしたかったわけです。

でも、願望だけではどうにもならない。

本当に理想とするような大自然に行くことは現実的に難しい。

そこで、程よく都会から離れていて、

毎日自然を楽しみながら生活できるところはないか、と考えました。

そして決めたのが、人口2万人弱のこの町でした。


太平洋沿いの景色が、毎日の癒し

この地域は、札幌や内陸に比べると年中の寒暖の差が小さく、

夏は涼しく、冬は雪が少ないといわれています。

実際、移住した年は一度も雪かきらしいことはしませんでした。

近くを走る国道は、太平洋に沿って伸びていて、

天気の良い日は本当にきれいで、とても気持ちが良いのです。

私は毎日、仕事で国道沿いをひたすら走るので、

いつもこんな景色を眺めながら過ごしています。

朝、散歩をしていて見上げる空とか、ふと見る景色が、本当にきれいなのです。

移住したのが秋口だったので、最初はまだ散策しきれていませんでしたが、

春、夏と気候がよくなる頃には、犬たちも楽しめる場所もたくさん見つけました。

移住したばかりの頃は、観光雑誌やら、町の情報を調べながら、

少しずつお気に入りの場所を見つけていくのが楽しみだったものです。


「基本、自由運動」という憧れ

移住の際、私にはもう一つ叶えたい夢がありました。

「自然の豊かな街でマイドッグランを作って、

犬をもう数頭増やして毎日リゾート気分で過ごしたい」

この目標、今読み返すと脳天気すぎて驚きなんですが、

当時の私は、すこぶる大真面目。

そのために、たった2年で家を買い替えるという暴挙に出たのです。

私がここまでマイドッグランに拘ったのには、理由があります。

例え毎日通えるドッグランがあったとしても、それでは足りない。

犬達の生活へのある強い憧れがあったからです。

それは、「基本、自由運動」というスタンスへの憧れ。

投げたボールやフリスビーを追いかけたり、ハードルを跳ばせるということでもない。

ほかのコとじゃれたり、何かを見つけて楽しくなったり、

自分の感情に任せて、走りたくなったら走る。

歩きたければ歩き、草を食べたり、匂いを嗅いだり。

もう本当に、思うままに過ごすことができる環境を作りたかったのです。

そのためには、誰に気兼ねすることなく24時間自由に使える広い敷地が必要でした。


念願のマイドッグラン

移住から2年後の2015年、念願叶って広い土地の付いた家を手に入れました。

フェンスで周りをぐるりと囲み、マイドッグランが出来ました。

広い土地と引き換えに、家はかなり古くなったけれど、

リフォームやDIYで手を入れた家は、まずまず気に入っています。

この家に引越してきてから犬達は、

毎日2〜3時間おきに30分程度の自由時間が与えられるようになりました。

これまでも、庭は犬が脱走しないようにフェンスで囲い、トイレタイムは自由にさせていましたが、

運動というにはほど遠く、ましてや全力疾走なんて、月に何回出来るだろう?という感じでした。

それが、この生活の中のトイレタイムが、そのまま運動時間になるわけです。

なので、この家に来てからやってきた子は、自由運動のない生活を知りません。

毎日、しかも一日に何度も、自分のペースで自由に走り回れる。

そんな環境で過ごせる犬生は、幸せなのだと思っています。


10年経った今

移住して12年、マイドッグランを手に入れてから10年が経ちました。

犬たちが楽しそうに過ごす姿を見るたび、

「ここに来て本当によかった」と、心から思います。

ウブりんは、マイドッグランを手に入れる直前に旅立ってしまいましたが、

彼女がいなければ、この夢は生まれませんでした。

今、うぶとボクが毎日自由に走り回る姿を見ていると、

ウブりんも純も玄も、きっと喜んでくれているんじゃないかな、と思うのでした。

次回は、このマイドッグランで過ごす犬たちの日常を紹介します。

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